普段、あまり災害がでない地域なので正直なところ焦りました。
いつもはほとんど水が流れていない用水路が道路と同じ面まで水かさがあがり。
路上の排水溝からは水があふれ出て。
夜だったので、用水路は本当に不気味でした。
遠くから用水路を指さし、子供達には絶対に近づいてはいけない。
興味本位で近くまで行くと、一気に流されてしまうと。
強く言い聞かせました。
翌日には、何のなかったかのように生活が始まるうちの近所。
実家へ連絡すると断水が始まるとか。
それなら近所のスーパーで水を買って持っていこうと思いました。
近所のスーパーに入って改めて災害の大きさに気が付きました。
商品がほとんど無いのです。
物流が止まっているから商品が入らないとかで。
こうなると、どのスーパーでも同じですよね。
コンビニとかも水やおにぎり、パンなどほとんどのものが商品棚にありませんでした。
まさか、身近なところでこんなことが起きるとは思ってもいませんでした。
電車も金曜日からずっと止まったままです。
いつも通勤で使っている駅に、ずっと停車中です。
夜間にコインランドリーで洗濯物を乾かしている間に、スーパーに立ち寄ると偶然、飲料水が売られようとしていました。
実家に届けるために買いました。
近所のスーパーに売られているんだから、もう大丈夫だろうと思ってても次の日はどこにもありません。
ほんと偶然手に入ったようなもので。
水が止まってしまうと、食事もそうですがお風呂や洗濯もできなくなります。
今の生活から水がなくなってしまう事なんて考えられません。
生活する方法がわからなくなってしまいます。
今回の断水で考え直す事がたくさんありました。
何もかもが当たり前と思っている状態ではダメですね。
感謝を忘れている気がしました。